Cubase で TouchOSC を使う

この記事は KainokiKaede Advent Calendar 2014 24日目の記事です(大嘘)

TouchOSC は iOS 機器を MIDI コントローラとして使うことができるアプリです。これを Cubase で使う方法をまとめました。

セットアップ

まずは 公式 から TouchOSC Bridge をダウンロードし、Cubase を動かすのと同じ PC にインストール。インストールしたら起動。Windows なら右下のタスクバーにアイコンが表示されるはずです。

また、同じく 公式 から TouchOSC Editor をダウンロードしてインストール。自分で TouchOSC のコントローラを編集しない場合でも、レイアウトを iPad (iPhone) に送るために必要です。

これらのソフトが入っているパソコンは iPad (iPhone) と同じ LAN 内にある必要があります。上手くつながらない場合は LAN ルーターの設定を確認しましょう。

必要なファイルを取得

コントローラーのレイアウトを自分で自由に作成できるのが TouchOSC の良い点でもあり悪い点でもあります。位置から自分のレイアウトを作成するのは面倒すぎて発狂しうるので既存のものを使いましょう。次のようなものがあります。

拡張子 touchosc のファイルを iPad (iPhone) に送り、拡張子 xml のファイルを Cubase に読み込ませることになります。

Cubase 側の設定

Cubase 6 での設定方法です。自分のバージョンに適宜読み替えてください。

デバイス->デバイス設定 の左上の+マークをクリックして「一般リモートデバイス」を選択。右のほうにある「読み込み」から上記でダウンロードした xml ファイルを読み込みます。

TouchOSC 側の設定

まずはパソコン側で TouchOSC Editor を開きます。左上の Open で読み込ませたい touchosc ファイルを開き、右上の Sync を押します。ウィンドウが表示されるので表示したままにしておきます。この状態で iPad (iPhone) の TouchOSC から Layout -> Add を選択すると自分のパソコンが表示されているはずです。そこを押すとテンプレートが iPad に送信されます。

完了

あとは iPad (iPhone) 側で操作すれば Cubase の該当箇所が動くはずです。最初は若干の遅延があるかもしれませんが、そのうち良くなります。