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PQI Air Card の神性について

Gadget

追記:設定を見なおしてみた記事を書きました

Eye-fi Pro X2 16GB を買おうと思っていたのです。iPhone はそのままでは SD カードを読むことができないのですが、撮った画像をその場で Flickr にうpしたいと思う SNS ジャンキーな私はどうにかして PC を経由せずにその場でネットに画像を上げたかったのです。しかし Eye-fiWi-Fi アクセスポイントとしては使えるものの、Wi-Fi クライアントとして、つまり NAS 的に使うことはできないという難点があります。これがどうして難点かというと、iPhoneWi-Fi をつなぎ替えるのが非常に面倒で、かつ Wi-Fi に繋がっているときには 3G 回線が使用できなくなるので、いちいち Wi-Fi につなげたり切ったりする必要があってまぁそんな手間があったら絶対そのうち使わなくなることが目に見えていたのです。Wi-Fi クライアントとして動いてくれれば、私は WiMAX ユーザーなのでその LAN を経由して SD カードの中身にアクセスできるはず。それなのにどうしてこのあと一歩ができないのかともどかしい気持ちを抱えていました。

いよいよ購入する段になって、せっかくだから他の選択肢も検討してみるかと思いいろいろと調べてみたところ、PQI Air Card なるものの存在を知りました。これがどうやら中で Linux が動いていて ftp サーバーなどが利用可能になっているというわりとキワモノらしく、しかも前述のような子機として動作するモードが存在するようだという情報を見つけました。

値段も安かったので、自分のやりたいことができなくても Eye-fi でできる程度のことは Air Card でもできるようだと踏んで購入してみました。試しに子機として動作するモードを使ってみると、ちゃんと繋がる。IP を調べてつないでみると、ちゃんと FTP サーバーが動いている。完璧です。

これさえできるなら、あとは Wi-Fi ルーターが勝手に割り当ててくる IP アドレスを固定できれば、面倒が無くていいのです。ちょっと調べてみたら、 PQI Air Cardをインフラストラクチャモードに設定する を参考にすると、どうやら autorun.sh にて perl スクリプトを走らせることで IP アドレスを決め打ちすることができるようだとわかりました。このページにあるスクリプトを SD カードのルートに入れていざ Wi-Fi 経由でつないでみたら、なんとまぁ繋がるではありませんか。私が iPhone で愛用している GoodReader の FTP Server 用の設定を使えば通常の NAS と同様にダウンロードしてくることができ、そのまま Wi-Fi を繋ぎかえずにネットに写真をアップロードすることができます。やりたかったことがこれで全て解決しました。ほんとうに感謝です。そしてやはりユーザーの自由度が高い製品は神性が高いなぁと実感したのでした。しかもこれ、Eye-fi 的な(つまり iPhone と SD カードを直接繋ぐ)使い方もできるのです。一石二鳥ですね。同様のことをしたいと思っている方は多いと思うので記録として残しておきます。超おすすめ製品です。ただし SD の上でシェルスクリプトを動かすというなかなかキワモノ的な使い方になるので自己責任でお願いします。

(この機能を使っているところを友人が見て「ちゃらい」と言いましたが、彼は生活のほぼ全てがキワモノな感じの人なのであまり参考にならないと思います)