静かな待降節ソング

この記事は KainokiKaede Advent Calendar 2014 20日目の記事です(大嘘)

世間一般では賑やかな季節となってまいりましたが、欧米ではこの季節は日本の年の瀬みたいな感じでしんみりと祝い、むしろ新年のほうを盛大に祝うようです。だから日本もそうしよう! なんてことは言いませんが、せめてその雰囲気を伝えたいと思い、賑やかな曲だけでなくしんみりとした曲も多いのだよ、と主張したくてこの記事を書きました。アドベントカレンダーっぽい記事を書いてみたかったというのもあります。ではどうぞ。

Veni Veni Emmanuel

曲名は「来たれ、来たれ、エマヌエルよ」。エマヌエルはキリストの別名です。キリストには7つの別名があって(O Antiphons)、それらをひとつひとつ挙げていって「こうこうこういう人が生まれるから喜べ (Gaude) !」という曲です。しっとりとした中に希望を感じさせる曲。

Carol of the Bells

この記事を書くきっかけになった曲です。楽しい季節の曲のはずなのにおどろおどろしいというか、なにか迫りくるものを感じさせる曲です。ホーム・アローンで流れていたので有名かも。

また、この曲を原曲とした クトゥルフネタの替え歌 も有名。

Puer Natus in Bethlehem

そのまんま「ベツレヘムで子供が生まれた」って曲ですね。詞は13世紀、曲は14世紀だそうです(英語版 Wikipedia)。

こんな感じの、永久に同じことを続けられそうな曲が好きです。

Coventry Carol

L の音がつながっていって心地いい曲。

L の音が心地良いといえばこんな小説がありましたね(ゲス顔): "Lolita, light of my life, fire of my loins. My sin, my soul. Lo-lee-ta:”

Kings College Choir - 24 Dec. 2011

ミサ兼発表会みたいな感じなのかな。有名な曲が合唱+パイプオルガンで歌われています。知ってる曲もいくつか出てくると思うので作業用にどうぞ。

最初に出てくるショタがかわいい(小並感)

ヴァチカンの動画

最後に、待降節ソングというわけでもないですが、2013年の降誕祭の晩の祈り@ヴァチカンの映像です。こんなものを公式が提供してくれるなんていい時代になったなぁと思います。クリスチャンではないのでやはり作業用BGMに最適です(冒涜)。

結句

ということでみなさんも今年は大人しく家族と家で聖歌でも聴いて過ごしましょう。絶対だかんな!