MacBook の蓋を閉めていてもいつの間にか起動して電池を消費している問題についての対策

(追記:もしかしたら OS アップデートにより改善したかもしれません。)

MacBook の蓋を閉じているはずなのに、次に開けてみると勝手に電池を消費している、という現象に悩まされていた。syslog を見てみると、

$ syslog
…
…
Apr  7 03:33:07 NAME kernel[0] <Debug>: AppleThunderboltNHIType2::waitForOk2Go2Sx - retries = 10
Apr  7 06:33:07 NAME kernel[0] <Debug>: Wake reason: EC.SleepTimer (SleepTimer)
…
…

上記のように、使い終えた時刻(3:33) からきっかり3時間後(180分後=10800秒後)に EC.SleepTimer が理由で起動し、それ以降起動しっぱなしになってしまうようだ。この3時間というのはどこで決まっているかというと、

$ pmset -g
Active Profiles:
Battery Power-1*
AC Power-1
Currently in use:
 standbydelay         10800
 standby              1
 halfdim              1
 hibernatefile        /var/vm/sleepimage
 darkwakes            0
 disksleep            10
 sleep                1
 autopoweroffdelay    14400
 hibernatemode        3
 autopoweroff         1
 ttyskeepawake        1
 displaysleep         10
 acwake               0
 lidwake              1

この standbydelay で決定されている時間のようだ。

良くないと思うが、対症療法として

$ sudo pmset -a standbydelay 604800

とすると604800秒間(1週間)は EC.SleepTimer が起動しなくなるのでこの問題を避けることができる。この解決策は こちらのサイト を参考にさせてもらった。なんか気持ち悪いけれど、私の使用状況ではスタンバイ状態に入らなくても十分バッテリーは持つので、とりあえずはこれで対処する。Avast! Antivirus が原因という情報もあったが私は検証していない。